韓国昔話(カササギの恩返し)

面白いYouTubeにはまりました。
意味がわかるといいのになと思い、時間をかけて訳してみました。
文章としては変な所もあると思いますが、載せておきます。

訳)

昔、昔、ひとりの士人が科挙を受けに漢陽に向かっていました。「あれっなんとまあ 可哀そうな」士人は素早く弓を構えて、一発で大蛇を撃ち殺し、カササギたちを救ってあげました。士人は、また急いで発ったが、いつの間にか、真っ暗な晩になっていました。士人は道に迷って、しばらくの間、さまよい歩いた。

家一軒を発見しました。「いらっしゃいますか?」(扉が開く)「山の中で道に迷ったので、一晩、泊まって行ってもいいですか?」(士人は尋ねた)「もちろんいいですよ」(女)「この山中には他の家がないので、さあ、中で召し上がって」士人はその家に入って行き、女人が用意してくれた夕食を美味しく食べました。そして、席に横になりました。一日中、歩いて、ひどく疲れたのか、たちまち眠りこけました。

どれくらい眠っていたでしょうか?士人は急に息が詰まり、全身が息苦しくて、眠りから覚めてしまいました。「お、おまえは誰だ?」「さっき、昼に、あんたが弓を撃って殺した大蛇が、まさに私の旦那だ。」「その仇を討とうとして、ここであんたを待っていました。」「私が弓を撃ったのは、カササギを救おうをしたのです。」(士人)「だから、ど、どうか私を助けてください。」「OK。この山中に誰もいない寺がある。」(蛇のお化け)「夜が明ける前に、その寺にある鐘が3回鳴れば、天の意を知り、あんたを生かしてやろう!」「すぐに夜が明けるのだが、廃寺の鐘がどんな方法で鳴るのか」(士人)「もう私は為すすべもなく死ぬんだな。」

(蛇のお化け)「さあ、もう約束した時間だ。」まさにそのときでした。デン!でん!デン!山中から微かに鐘の音が3回鳴り渡りました。「うう・・悔しい。」(蛇のお化け)「天の意だから、あんたを生かしてあげるしかないなあ。」大蛇は士人の身体を解いてあげて、するすると消えました。

士人は真っすぐに廃寺に走って行ってみました。「私が子を助けてあげた恩を返したのだな!」士人はカササギを日当たりのいい所で、きれいに葬ってあげました。そして、その足で漢陽に行って、科挙を受け、及第しました。その後で、暇さえあればいつも、カササギの墓を訪ねて行き、カササギの冥福を祈ってあげたそうです。

 

調べた単語 (ほとんど全部😂)

선비 士人

불쌍하다 可哀想だ

겨누다 狙う、構える

활 弓

쏘다 撃つ

구렁이 大蛇

집 한채  家一軒

차리다 用意する、整える

몹시 ひどく、すごく

금세 たちまち

곯아떨어지다 眠りこける

숨이 막히다 息が詰まる

온몸 全身、体中

답답하다 重苦しい、息苦しい

깨다 醒める、覚める

원수 仇

제발 どうか

날이 밝다 夜が明ける

희미하다 ぼんやりだ、微かだ

퍼지다 広がる、わたる

분하다 悔しい、残念だ

풀다 解く

스르 するすると、するりと

양지 바른 곳 日当たりのよい所

고이 きれいに、大事に、大切に

묻다 埋める、葬る

무덤 墓

명복 冥福