韓国昔話(おなら試合)


意味を調べて訳してみました

おなら試合
ある村におならをよくひる、おなら野郎の(未婚)男性が住んでいました。ある日、自分のおならの実力を自慢したくて、隣村のおなら野郎おばさんを訪ねて行きました。ところが、おばさんはいなくて、子供が一人、台所で遊んでいるなんて?「坊や、お前んちの母さんは、どこに行ったの?」「お母さんとおならの試合をしようと来たんだけど。」「フン!僕らのお母さんはおなら野郎なので、おじさんが負けると思うけど?そのままお帰りください。」その言葉に怒った男性がおならをプッとするや否や、子供は煙突の中にすっと入って行ってしまいました。炭の黒色がいっぱい付いた子供を見たおなら野郎おばさんは怒って、男性を探しに行きました。「どれ、誰のおならがより強いか一度賭けましょう!」まず、おなら野郎の男性が、おならをしました。ポオオン!すると、地面がゆらゆら、家々がガタガタ!今度は、おなら野郎おばさんがおならをしました。プウウン!すると、木がよろよろ、川の水がゆらゆら!おなら対決では勝負がつかないで、今度は洗濯棒を飛ばす試合をしました。こちらで「プン」とすると、棒が向こうにビュッ!あちらで「プブン」とすると、棒がこちらにビュッ!二転三転する二人は最後に力いっぱいおならをしました。パバンパン!プブンプン!すると、棒はビュッと飛んで行き、海の中にどかりと落ちました。飛んで来た棒に当たったエビの背中がくるりと曲がり、カレイの目が片方に集まったんですね。それで、エビの背中が曲がり、カレイの目は一方に寄り集まっているんでそうです。

방귀 おなら
뀌다 おならをする、ひる、あしらう
쟁이 野郎
총각 未婚男性
하루는 ある日
뽐내다 自慢する、誇る
지 뭐에요 ~するんだよ、するのよ(驚いたり、呆れたり、嘆いたりするときの表現)
애 子供
너희 お前んちの
이라, 라 ~なので、だから
굴뚝 煙突
쏙 すっと
숯 炭
검정 黒色
잔뜩 いっぱい、がっつり、最大限に
묻다 付く、くっつく
어디 よし、どれ
내기 하다 賭ける、賭けをする
그러자 すると
흔들흔들 ゆらゆら
들썩뜰썩 ガタガタ
휘청휘청 フラフラ、よろよろ
강물 川の水
출렁출렁 ゆらゆら
대결 対決
승부 勝負
빨랫방망이 洗濯棒、洗濯バット
날리다 飛ばす
휘익 ビュッ
엎치락뒤치락하다 二転三転する、追い越したり追い越されたりする
마지막으로 最後に
힘껏 力いっぱい、力の限り
바닷속 海の中
뚝 どかりと(大きいものや水滴などが下に落ちる様)
등 背中
휙 くるりと、ひょいと、さっと
굽다 曲がる、たわむ
가자미 カレイ
쏠리다 集まる、傾く
몰리다 寄り集まる